過去に起きた未解決の事件を再捜査する刑事ドラマだ。
今回のは24年前の赤ん坊が亡くなった事件だ。
赤ん坊が亡くなってから、夫婦は離婚し、長男は父親に育てられる。
赤ん坊が亡くなったときに長男がその部屋にいたので、父親は長男のことを案じる。
長男は大人になっても小さい頃のことでトラウマになり、自分の子供を抱くことが出来ない。
刑事たちが過去に関係のあった人たちを調べていくと、母親の親友が父親と浮気をしたことや、乳母の赤ん坊の洗礼で長男がトラウマになったりしたことなどが分かる。
そして母親の親友などの話から、母親が育児ノイローゼにかかっていたことが分かる。
母親は子供部屋から赤ん坊を連れ出し、そのとき部屋にいた長男は置いていく。(それで捨てられたと思った長男はそれがつらくて子供が抱けない)
赤ん坊と一緒に死のうとするが、母親は助かり赤ん坊は亡くなってしまう。
つまり母親が殺してしまったのだ。
刑事たちは母親に過去の出来事について思い出させて逮捕する。
長男はトラウマを克服して、我が子を抱いて赤ん坊(妹)の墓参りに父親と一緒に行く。その場面で母親も一緒に墓参りをするというところが印象的だった。