父親が惨殺され、母親も重傷で救急隊員に犯人は長男だと写真を指差す。
女性検事補らは母親が意識不明の母親を見舞っている次男に話を聞く。
弟は自立し自分で学費も払い生活しているのに対し、兄は母親のお気に入りで親のすねかじりで金遣いが荒い。兄弟仲はよくないことがわかる。
兄を起訴することになり、元検察官が弁護士となり対決する。
母親の意識が戻り、よく覚えてないが息子は関係ないと言い出す。
一方検察側でも過去の出来事を調べていて長男は見掛けはいいが、平気で嘘をつく男だと当時事件を担当した刑事が、不起訴の盗難事件のことを話す。
弁護側は裁判で母親に証言をさせ、事件の前日に車の窓に脅迫状が届いていたことがあり、それを証拠として出す。
検察側が不利になる中、女性検事補はあらためて大学の寮の駐車場の防犯ビデオを見直していて雨が降っていることに気づく。
そして裁判で母親に証拠の脅迫状を確認させ、当日は雨が降っていたので濡れているはずだと問い詰めると母親はあれこれ言い出し、息子に頼ろうとする。
結果判決は有罪となるが、母親は認めようとしない。それを見て弟は母親に兄が父親を殺害したと話すところは弟にはつらいことだろうなと感じた。